寝ながら行なう腹式呼吸のメリット

腹式呼吸が出来ているかを確認する方法として、横になって腹式呼吸を行なうこともありますが、深い睡眠に入るために腹式呼吸を寝ながら行なうこともあります。

そこで、腹式呼吸を寝ながら行なうメリットとその方法について述べていきます。

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睡眠時に寝ながら行なう腹式呼吸が与える効果

腹式呼吸を睡眠前に寝ながら行なうと副交感神経が刺激されます。

副交感神経が刺激されると心拍数や呼吸数が下がって心が穏やかになり、その結果深い眠りに誘います。

眠りが深くなると、成長ホルモンが分泌されて新陳代謝を促し、皮膚や筋肉などを再生するので美肌効果がありますし、脂肪を燃焼させてくれます。

そして、メラトニンが分泌されて赤血球や白血球そしてリンパ液を作る手助けを行い、免疫力を向上します。

それと同時に、日中起きた出来事を脳が整理して記憶していく働きも、深い眠りを得ることで行ない易くなります。

睡眠時に寝ながら行なう腹式呼吸のやり方

まずは眠る前に身体の緊張を解いて身体をリラックスするために、軽いストレッチとして両手を真上に上げて伸びをして、力を抜いて両腕を下げることを数回行なったり、肩の上げ下げを数回行ない、そして顔のストレッチとして目や口を閉じて目や口にギューっと力を入れた後に力を抜くということを、数回繰り返して行ないます。

そして、顔や腕そして足などのマッサージを行います。

ストレッチやマッサージを行なって身体の緊張がほぐれたら、眠る環境作りとして電気を消して部屋を暗くします。

そして睡眠を誘うミュージックや香りを用意するなどをして、眠り易い環境を意識して作ります。

そうした上で、仰向けになって横になります。

お腹を膨らませながら鼻から深くゆっくりと息を吸い、膨らんだお腹を戻すようにお腹を凹ませながら鼻から息を吐き、この動作を緩やかに同じリズムで繰り返して行います。

このとき意識はミュージックや香りがあればミュージックや香りに向けて、全身がミュージックや香りに包まれているような感覚でいますし、ミュージックや香りが無ければ呼吸に意識を向けていきます。

このように睡眠に入り易い環境を作った上で腹式呼吸を寝ながら行なえば深い睡眠を得られるようになります。

まとめ

寝ながら腹式呼吸を行なうと深い眠りに誘ってくれますが、その為には睡眠に入る環境作りも重要なポイントになるので、ミュージックや香り以外でも、少し低めのお風呂で半身浴を行なうとか寝る前にハーブティを飲むなど、心と身体がリラックスする方法を見つけ出して、寝ながら腹式呼吸を行なっいくことをお勧めします。

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