ストレスが溜まったり冷え性などによって抜け毛が増えることがありますが、その抜け毛の原因は血行不良にありその血行不良を治すことで抜け毛を減らすことが可能となります。
そして呼吸法を変えることで血行不良を治すことが出来るのですが、呼吸法を変えることで抜け毛が減るのは何故なのかについて述べていきます。
胸式呼吸は浅い呼吸になり易く腹式呼吸は深い呼吸を行ない易い呼吸法
胸式呼吸は肋骨や横隔膜を動かして行なう呼吸法になりますが、基本的に浅い呼吸になり易くその結果血液に溶け込む酸素の量はそれほど多くはありません。
しかし腹式呼吸を行なって横隔膜を更に動かして呼吸を行なうと胸式呼吸よりも多くの酸素を血液中に取り入れることが可能となります。
血行が悪くなると抜け毛が増えるメカニズム
ストレスなどによって呼吸が浅くなると、血液中に溶け込む酸素の量が減っていきますし、ストレスが溜まっていくことで交感神経が刺激されていきます。
そして交感神経が刺激されると、血管が収縮して血圧が上がり心拍数も上がっていきます。
その結果頭皮に向かう血行が悪くなり、血行不良によって髪の毛の成長が妨げられてしまい、抜け毛が増えてしまいます。
そこで抜け毛を減らすためには頭皮に向かう血行を良くする必要があるのですが、そのためには呼吸法を腹式呼吸に変えることで抜け毛を減らしていくことが可能となります。
腹式呼吸が抜け毛に効くメカニズム
腹式呼吸を行なうとまず横隔膜を更に動かすことで深い呼吸を行なうことが出来るので、血液中に溶け込む酸素の量が増えていくことで新陳代謝が高まり、体温が上昇するために冷え性が軽減されていきます。
そして一方横隔膜が継続的に動くことで副交感神経が刺激されていきます。
副交感神経が刺激されると、血管が拡張して呼吸数や心拍数が減少していくので血行が良くなっていきます。
そして血行が良くなることで頭皮に向かう血液の量が増えていき、その結果髪の毛の成長に必要な酸素と栄養分が届けられるために抜け毛をふせぐことが可能となります。
まとめ
ストレスが溜まったり冷え性のときには頭皮の血行が悪くなり、その結果髪の毛が必要とする酸素や栄養分が届き難くなるために、髪の毛の成長が妨げられて抜け毛になってしまうことがあります。
そこで呼吸法を酸素をより多く取り込める呼吸法に変えることで抜け毛を防ぐことが可能になり、その酸素をより多く取り込める呼吸法が腹式呼吸になります。
そのため腹式呼吸を行なうことで抜け毛を防ぐことが可能となります。