呼吸法で改善できる背中の痛みと肩こり

背中の痛みや肩こりは呼吸法にも関係があり、胸式呼吸による呼吸法は背中の痛みや肩こりを誘発することもありますし、一方腹式呼吸は背中の痛みや肩こりを緩和する効果を期待することが出来ます。

そこで呼吸法による背中の痛みや肩こりへの影響について述べていきます。

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胸式呼吸による呼吸法はストレスが溜まることで背中の痛みや肩こりの原因にもなる

胸式呼吸による呼吸法を行なうと呼吸が浅くなってしまい、血液中に酸素を取り入れる量が比較的減少していきます。

そして浅い呼吸を繰り返して行なうことで交感神経が刺激されて、アドレナリンが分泌されていきます。

その結果アドレナリンの作用によって血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉や末端細胞の血行不良が起きてきます。

一方過度に溜まっているストレスによって肩に力が入って常に肩の筋肉が緊張することも加わって、背中が痛くなったり肩こりの原因になってしまいます。

しかも過度に溜まっているストレスによって睡眠が浅くなると、筋肉の疲労や損傷を治す働きがある成長ホルモンの分泌がなされ難くなるために、背中の痛みや肩こりが睡眠によって治り難くなってしまいます。

背中の痛みや肩こりを改善するには腹式呼吸による呼吸法を行なうことも重要

腹式呼吸による呼吸法を行なうと、横隔膜を更に大きく動かして呼吸を行なうことによって、酸素が血液中に多く取り込められて全身の細胞に酸素が行き届けられていきます。

そして腹式呼吸を繰り返して行なっていくことにより、副交感神経が刺激されてセロトニンが分泌されていきます。

セロトニンが分泌されると血管が拡張されて血流が良くなり、その結果背中や肩周りの筋肉に血液が流れ込んでいき、筋肉が運動するためのエネルギー源が供給だれることで、背中の痛みや肩こりが解消されていきます。

しかも過度に溜まったストレスを解消することでストレスによって緊張した筋肉を和らげることも、背中の痛みや肩こりを解消する要因になります。

まとめ

胸式呼吸は浅い呼吸や交感神経を刺激することで血管が収縮して血流が悪くなり、過度なストレスによって背中や肩周りの筋肉が緊張することで、背中の痛みや肩こりが出てくることがあります。

一方睡眠時でもストレスがかかっているときなどで睡眠が浅いと疲労の回復が遅くなるために、背中の痛みや肩こりが治り難くなってしまいます。

しかし腹式呼吸による呼吸法を行なうとストレスが解消されて背中や肩周りにあった緊張がなくなっていきます。

そして腹式呼吸を継続的に行なうことで副交感神経が刺激されると血管が拡張して血流が良くなり、結果的に背中の痛みや肩こりを解消してくれることを期待することが出来ます。

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