インドに生まれたヨガはリラックスを深めてストレスを解消したり、新陳代謝を上げてダイエットを行なったりするために人気となっています。
そして、ヨガの効果を高めるやり方で、ヨガで行なうポーズと呼吸法が重要な働きをしています。
呼吸法はポーズなどによって複数のやり方がありますが、その中に腹式呼吸も存在します。
そこで、ヨガで行なわれる腹式呼吸のやり方を述べていきます。
ヨガのポーズや呼吸法について
ヨガは当初瞑想を行なって悟りを得るためにインドで行なわれ、瞑想を深めるために様々なポーズや呼吸法が生まれてきました。
ヨガでは血行を良くして老廃物を排出したり、筋肉を鍛えて新陳代謝を促進したりするために有効に働くポーズが多くあり、例えば太ももを引き締めるポーズや腰を引き締めるポーズなど、効果を上げたいことに焦点を当てて、上げたい効果にあったポーズをとっていきます。
ヨガにとっての呼吸は、体外のエネルギーを体内に取り入れて、体内のエネルギーを体外に排出するというエネルギーの交換を呼吸を通じて行なうと考えられているため、実際にヨガを行なうときは意識して呼吸を行ないながら、ポーズをとっていきます。
そしてポーズにあった呼吸法が行なわれていて、エネルギーの交換を活発に行なわせることで新陳代謝を高めたり、心と体をリラックスさせてストレスから開放させてくれるなど、呼吸法は行なうポーズによって期待できる効果を高めていくことに働いています。
ヨガで行なう腹式呼吸のやり方
まず腹式呼吸を行なうやり方を理解するために、仰向けに横になって両手を臍の下辺りにおき、息を吐くときにお腹を凹ませて息を吸うときにお腹を膨らませることを繰り返えすことで、お腹の動きを意識するようにします。
これが出来てお腹を動かしながら呼吸を行なえることが出来るようになったら、腹式呼吸を行ないながらヨガのポーズに合わせて口か鼻から息を吸いながらポーズをとり、ポーズに合わせて鼻から息を吐いていきます。
ただ、注意をしなければならない点は、ポーズをとりながら腹式呼吸を行なう場合は、息を詰めないで呼吸を行い続けることにあります。
まとめ
もともと瞑想を行なって悟りを得るために行なわれていたヨガですが、ある意味副次的にあった新陳代謝を高めたりリラックスしてストレスから解放される効果が、今では主とした目的で行なわれていますが、ストレスが多くて飽食の社会で暮らしている現在においては、最も関心のあるジャンルともいえるだけに、これからもニーズに応えながら発展していくものと思われます。
そして、腹式呼吸だけでも新陳代謝が上がってダイエット効果が期待できますが、ヨガを行なうことによって体を動かすことで、更に新陳代謝を上げてダイエット効果も更に上がることが期待できるので、腹式呼吸のやり方でヨガを行なってこれからも健康でいたいものです。