腹式呼吸を風船を使ってマスターする方法

歌を歌ったりアナウンスやプレゼンテーションを行なうとき、声を張って話さないと相手に伝わり難いこともありますし、印象を悪く持たれたりする可能性もあります。

そのようなことがないようにするためには、肺活量を増やして息を吐き出す腹圧を高めるが必要があります。

そして、その肺活量を増やして腹圧を高めるには、腹式呼吸を行なうことで可能となり、練習材料として風船を利用すると腹式呼吸をマスターし易くなります。

そこで風船を利用した腹式呼吸をマスターする方法を述べていきます。

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肺活量を増やして腹圧を高めるには風船を利用して腹式呼吸を行なうことが有効的

呼吸には肺を膨らませて行なう胸式呼吸と、お腹を膨らませて行なう腹式呼吸があります。

胸式呼吸は浅い呼吸となりがちなのに対して、腹式呼吸はお腹を膨らます分大きく呼吸を行なうことができるので、続けて行なっていくうちに肺活量を増やすことが可能となります。

そして、お腹の筋肉で腹横筋という筋肉が腹圧を高めて内臓の位置を固定しているのですが、腹式呼吸を行なうことでこの腹横筋を鍛えて、腹圧を高めることが可能となります。

腹圧を高めるには、特に息を強く長く吐き出していく必要があるのですが、強く長く吐く練習として有効的なのが、膨らませるときに抵抗感のある風船を利用する方法になります。

風船を利用して腹式呼吸をマスターするには段階を踏んで練習を行なう

ただこの練習を行なう前に注意しなければならないことは、膨らまし難い場合に無理をして膨らませようとすると、耳管に空気が回って耳が痛くなることもありますから、無理は避けて段階を踏んで練習を行なうことが重要になります。

そこで、まず柔らかい風船から腹式呼吸の練習を行ないます。

具体的には、風船の色が薄くなり始めるくらいまで風船に水道水などの水を入れていきます。

そして、一旦中の水を抜いてから両手を添えて風船を口に咥え、お腹を膨らませながら鼻から大きく息を吸い、吸い切ったところで口から息を吐き出し風船を膨らませていきます。

息を吐ききったら風船を口から離して空気を抜き、再度同じ動作を繰返していきます。

この練習に慣れたら水を入れていない新しい風船を用意して、両手を添えて風船を咥え、お腹を膨らませながら鼻から大きく息を吸い、吸い切ったところで口から息を吐き出して風船を膨らませていき、この腹式呼吸の練習を繰返して行なっていきます。

この練習にも慣れてきたら両手を添えないで同じ練習を繰り返し行ないます。

まとめ

風船を膨らませるときの抵抗感が肺活量を増やしたり腹圧を高める要素となるのですが、無理をすることも良くないので水を一旦入れてみるとか、一度膨らませている風船の空気を一旦抜いてから腹式呼吸を練習するとか、工夫をしながら腹式呼吸をマスターしたいものです。

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