腹式呼吸が出来ない理由と対策

腹式呼吸はお腹を動かして行なう呼吸ですが、初めて腹式呼吸を行なう場合は慣れるまでは上手く出来ないこともあります。

そこで腹式呼吸が上手く出来ない理由と、簡単に出来る腹式呼吸の練習方法や対策について述べていきます。

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腹式呼吸が出来ない理由と対策

腹式呼吸が上手く出来ない理由は、まずは実際に腹式呼吸を行なっている状態を見る機会がなかったり、直接指導を受ける機会がないことにあります。

腹式呼吸の指導を大勢の人と一緒に受けるときに、指導する人が一人一人に直接指導していくことが難しいために、全員を対象にして指導を行なうことがあります。

そしてそのようなときは、スケジュールの都合上一部の人がマスターした段階で次の指導を行なったりすることがあるので、結局よく分からないままに終わってしまうこともあります。

特に何が悪くて腹式呼吸が出来ていないのかを指摘してその部分を矯正してくれる人がいないと、腹式呼吸のやりかたが分からないままに終わってしまうことになってしまいます。

そこで腹式呼吸の指導を受けるときは、少人数でレッスンを受けているところで、直接悪いところを指摘して矯正してくれるところを探して、そこでレッスンを受けるようにすることで腹式呼吸をマスターすることが可能となります。

そのためには見学や体験が出来るところから探すことが重要になります。

そして腹式呼吸が上手く出来ないもうひとつの理由に、お腹を動かすことだけに意識が向いていて、呼吸を行なうときに働く横隔膜を意識出来ていない点にもあります。

実際横隔膜と肋骨が動くことで通常の呼吸を行なうことが出来るのですが、腹式呼吸の場合は肋骨の代わりに横隔膜とお腹が動く呼吸になります。

具体的には肋骨が動かない状態で横隔膜が下がると自然とお腹が膨らみ、肋骨が動かない状態でも横隔膜が上がるとお腹が自然と凹んでいきます。

因みにこの状態を確認するには、うつ伏せで寝転んだ状態でお腹の動きを確認することで、理解することが出来ます。

このようなことから対策としては、腹式呼吸を行なうときは胸が動かないことを意識して、横隔膜が動いていることをイメージしながら行なうことで、腹式呼吸が出来るようになります。

簡単に出来る腹式呼吸の練習方法

簡単に出来る腹式呼吸の練習方法としては、仰向けに寝て胸とお腹に片手を置きます。

そして胸に置いた手が動かないでお腹に置いた手だけが動くようにお腹を動かして呼吸を行ないます。

最初は上手く出来ないかもしれませんが、繰り返して練習することで上手く出来るようになっていきます。

まとめ

腹式呼吸を上手く出来ないのは、まずは実際に腹式呼吸を行なっている状態を見る機会がなかったり、直接指導を受ける機会がないことで、腹式呼吸のやり方を理解しないままに終わってしまうことがあるからになります。

そして腹式呼吸そのものの考え方が間違っていたりすることで、お腹を動かしているつもりでも胸が動いたりお腹があまり動かなかったりすることがあるためでもあります。

そこで少人数でレッスンを受けているところを探したりして、間違っているところの矯正を受けながら練習することが重要になります。

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