リラックスして良い睡眠を得るための呼吸法について

睡眠不足が溜まることで様々な弊害が出てきますが、呼吸法によってはリラックスして快適な睡眠を得られることが可能となります。

そこでリラックスして良い睡眠を得るための呼吸法について述べていきます。

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睡眠不足の理由と弊害

自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中は交感神経が活発となり夜間は副交感神経が活発になります。

その結果夜間に深い睡眠を得ることが出来るのですが、極度の疲労や緊張そしてストレスなどがあると、交感神経の活発な状態が収まらず、その結果寝付け難くなって睡眠不足になってしまうことがあります。

睡眠不足になると免疫力が低下することで風邪などの病気にかかり易くなったり、日中に働いた脳に溜まった老廃物の除去を行なうことが出来なくなり、その結果アルツハイマーにかかってしまうこともあります。

そして睡眠不足の状態が継続することで、グレリンという食欲を促すホルモンの分泌が促されたり、食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌が抑えられるために肥満になり易くなってしまいます。

一方日中に体験した出来事は睡眠時に整理されて記憶されていくのですが、睡眠不足が続くことで睡眠時の整理を上手く行なうことが出来ないために、記憶力が低下してしまうこともあります。

このように睡眠不足になると様々な弊害が出てくるので、睡眠不足にならないようにする必要があります。

そして睡眠不足にならないようにするには、睡眠前に副交感神経を活発にすることで緊張や不安などによるストレスを解放して、リラックスすることが重要になります。

深い睡眠を得るためには腹式呼吸による呼吸法でリラックスすることが大事

睡眠前に副交感神経を活発にするには、腹式呼吸による呼吸法を行なうことがポイントになります。

腹式呼吸を行なうと横隔膜が大きく動くことでセロトニンが分泌され、その分泌されたセロトニンはメラトニンの分泌を促します。

そしてメラトニンが分泌されることで深い睡眠を得ることが出来るようになり、睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きで細胞の再生や免疫力が高まるので、病気や怪我に強くなっていきます。

同時に副交感神経を刺激するので、その結果呼吸数や心拍数が減っていき、緊張や不安が和らいでリラックスしていきます。

まとめ

毎晩寝る前に継続して腹式呼吸による呼吸法を行なうことでセロトニンが分泌されます。

そしてセロトニンがメラトニンの分泌を促すことで深い睡眠を得ることが出来、その結果成長ホルモンが分泌されていき、その成長ホルモンの働きで細胞の再生や免疫力が高まって、病気や怪我に強くなっていきます。

一方腹式呼吸による呼吸法を寝る前に行なうことで、副交感神経が活発になって緊張や不安が和らいでリラックスしていきます。

そのため腹式呼吸による呼吸法を毎晩寝る前に行なっていきたいものです。

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