私たちは日々の生活の中で溜まってくるストレスなどによって、気がつかない内に身体に力が入ってきて、その結果様々な弊害が出てくることがあります。
そこで身体に力が入って生活をすることで起きてくる弊害を無くしていくために、身体に入った力を抜くことが出来る呼吸法があるので、その呼吸法について述べていきます。
ストレスや緊張によって身体に力が入っていることで起きる弊害
日頃の緊張やストレスが溜まっていくことで、肩に力が入ってしまい肩こりになってしまうことがあります。
そして極端な緊張などによって呼吸が浅くなっていくと、肺に取り込める酸素の量が減少して血行が悪くなり、その結果冷え症になることもあります。
一方ストレスや緊張によって睡眠時でも力が抜けていないと、深い眠りを得ることが出来難くなるために、免疫力が低下したり内臓の消化活動が鈍化して肥満の原因にもなってしまいます。
腹式呼吸は身体の力を抜くことが出来る呼吸法
そこで身体の力を抜くことが健康のために良いことになるのですが、身体の力を抜くには緊張やストレスから解放する必要があり、緊張やストレスから解放するためには腹式呼吸による呼吸法を行なうことが重要になってきます。
実際ストレスが溜まったり極端に緊張すると交感神経が刺激されてしまい、睡眠時でも緊張やストレスによって交感神経が刺激されていると深い眠りが得られなくなってしまいます。
しかし腹式呼吸を行なって横隔膜を大きく動かしていくと、副交感神経が活発になってセロトニンが分泌されていき、緊張やストレスから解放されて心拍数や呼吸数が落ち着いてきて、その結果身体の力を抜くことが可能となります。
身体の力を抜く呼吸法のやり方とは
身体の力を抜くために行なう腹式呼吸による呼吸法は、具体的にはまずへその下3cm~5cmの位置に両手を置きます。
そして、その両手を置いた位置のお腹を凹ませながらゆっくりと口から息を吐いていき、息を吐き切ったら吐いた反動でお腹が膨らむように両手を置いた位置のお腹を膨らませながらゆっくりと鼻から息を吸っていき、この呼吸法を繰り返して行なっていきます。
まとめ
極端に緊張したりストレスが溜まっていくことによって身体に力が入ってくることがあり、その結果肩こりや冷え症そして免疫力が低下したり肥満の原因になるなどの弊害が出ることがあるため、緊張やストレスから解放して身体の力を抜くことが重要になってきます。
そこで緊張やストレスから解放して身体の力を抜くには、腹式呼吸による呼吸法を行なって副交感神経を刺激してリラックスすることが重要になってきます。