疲れる体質を改善する呼吸法について

ストレスが溜まっていることによってよく身体が疲れることがありますが、そのようなときは呼吸が浅いことが原因になっていることがあります。

そこで浅い呼吸が疲れる原因になる理由と、疲れる体質を改善する呼吸法について述べていきます。

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ストレスなどにより浅い呼吸になることが疲れる一因

ストレスが溜まると交感神経が刺激されて、呼吸数が増えて一回の呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると肺に入る酸素の量が減るために、血液に入る酸素の量も減っていきます。

酸素は血液と共に全身に運ばれて細胞の活動に使われているのですが、その酸素が少なくなることで全身の細胞の活動が低下してしまいます。

一方副交感神経が活発になると呼吸数が穏やかになって血管が広がることで血液の流れる量が増えていきます。

そして睡眠時には深い睡眠が出来るようになることで、疲れをとって翌日はすっきりと目覚めることが出来るようになります。

しかしストレスが溜まるなどによって交感神経が活発になっていると、浅い呼吸のままとなって寝付け難くなり、眠れても深い眠りを得ることが出来なくなって疲れが翌日に残ってしまいます。

疲れる体質を改善する呼吸法

疲れる体質を改善するには、浅い呼吸を改善して呼吸を深く行なうようにする必要があります。

呼吸は胸式呼吸と腹式呼吸がありますが、胸式呼吸は日常に行なっている呼吸ですが、呼吸が浅くなる傾向があります。

対して腹式呼吸はお腹を動かして呼吸することで、呼吸を手助けする横隔膜がより大きく動いて、その結果深い呼吸を行なうことが可能となります。

しかも腹式呼吸を行なうことで副交感神経が刺激されるために、睡眠時も深い眠りを得ることが出来て疲れがとれていき、その結果疲れる体質を改善することが出来ます。

疲れる体質を改善する呼吸法のやり方は、お腹を凹ませながらゆっくりと口から息を吐きます。

このときお腹がこれ以上凹まない状態になったらお腹に力を入れた状態を保ちながら、息を吐ききります。

息を吐ききったら吐いた反動で吸うよう、お腹を膨らませながら鼻から息を吸っていき、この呼吸法をストレスが溜まっているときや寝る前に繰り返し行なうことで、呼吸が深くなって疲れる体質を改善することが出来ます。

まとめ

疲れる原因には浅い呼吸があり、浅い呼吸を改善することで疲れることがあまり無くなっていくので、浅い呼吸を深い呼吸に改善するために深い呼吸を行える呼吸法を試してみることが重要になります。

呼吸法には胸式呼吸と腹式呼吸がありますが、腹式呼吸は深い呼吸を行える呼吸法なので、腹式呼吸を行なうことで疲れることを少なくしていきたいものです。

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