腹式呼吸で発声を行なうコツ

歌を歌う場合や声優やアナウンサーのように声で仕事をしている人にとって良い発声を行なうことは重要なことになります。
そして、良い発声をするには、腹式呼吸が重要なポイントとなります。

そこで腹式呼吸を行なって良い発声を行なうコツを述べていきます。

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良い発声をするコツ腹式呼吸での発声が重要

普通その人のイメージは、目からくる情報で決まってきます。

しかし、見えない状態の場合、主に入ってくる情報で印象が決まってくるのです。

ですから、例えば声だけで相手に情報を伝える場合は聞こえてくる声で印象が大きく変わります。ですから、

小さく呟くように話すと、気の小さい人かと思われますし、声を張って大きな声ではきはきと話すと、元気で健康的な人と思われます。

ですから、声を張って大きな声で話すことが声で情報を伝えるには重要になるのですが、大きな声を出そうと喉に力を入れても大きな声は出ませんし、喉に余計な力が加わって喉を傷めてしまう危険性もあります。

そこで、喉を傷めないで大きな声を出すコツは、腹式呼吸による発声になります。

腹式呼吸で発声を行なうコツと練習方法

腹式呼吸による発声は、お腹に意識と力を向けて喉には力を入れないで、単に空気が通り抜けるだけというイメージでいます。

実際は当然喉で声が出ますので、あくまでもイメージのことになり、練習方法のポイントは横隔膜になります。

肺に空気が入ると横隔膜が下がり、空気を吐くと横隔膜が上がります。

この横隔膜の動きは意識してコントロールすることはできませんが、横隔膜の動きを意識することで腹式呼吸が行い易くなります。

具体的に腹式呼吸で発声を行なうコツは、まず顔は軽く顎を引いて正面を向き、肩や首など上半身の力を抜いて、両足を肩幅に広げて立ちます。

両手はお腹に置いてお腹の動きを感じるように意識します。

そして、横隔膜が下がっていくイメージを描きながら鼻から息を吸います。

鼻から息を吸いきったらお腹を凹ませながら口から息を吐いていき、お腹が背中にくっつく気持ちで吐き切りします。

このとき口は「あ」の形にして、声を出さないで息だけを吐き出します。

この練習を数回行なった後に、お腹を凹ませてその勢いで声が出ているように意識をしながら、「あー」と発声して同じ発声練習を行ないます。

この発声練習を数回行なっていって、慣れてきたらこの方法を使って朗読を行ないます。

朗読する文章は、例えば童謡や昔の歌謡曲そして演歌のように、一定のリズムがある歌詞が最初は行いやすいですが、慣れてきたらネットニュース記事などでも構いません。

このような練習を行なっていくことで、腹式呼吸による発声を行なうことができます。

まとめ

朝元気な声で挨拶することと、小さく弱弱しい声で挨拶するのとでは、その日の仕事の張りにも影響が出ることもあるかもしれません。

そういう意味でも、声を使う特殊な仕事に就いている人でなくても発声に注意して元気良くお腹から声を出していきたいものです。

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