腹式呼吸のトレーニングで行なうインナーマッスルの筋トレ

腹式呼吸はお腹の筋肉を動かす呼吸方法になり、しかも深い呼吸を行なうことで、お腹のインナーマッスルにも負荷を与えることができます。

そういう意味で腹式呼吸をトレーニングすることで、インナーマッスルの筋トレにもなります。

そこで、腹式呼吸でインナーマッスルをトレーニングする筋トレ方法について述べていきます。

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腹式呼吸でトレーニングできるお腹にあるインナーマッスル

お腹の筋肉には外観で分かる筋肉と、その奥にあって外観では分からない筋肉があります。

そしてこの外観で分からない筋肉を、インナーマッスルと呼びます。

インナーマッスルには腹横筋や腹斜筋があり、内臓をコルセットのように固定して体幹を整えています。

インナーマッスルも含めて腹筋を鍛えることで、基礎代謝が高まり内臓脂肪を燃やす効果を期待することができます。

そして、もうひとつのインナーマッスルが横隔膜になります。

横隔膜は肺と内蔵の間にあって、呼吸を行なう時に働きます。

腹式呼吸はこの横隔膜の動作を意識して、お腹を膨らませたり凹ませたりして行なう呼吸になるので、腹式呼吸を行なうことで腹横筋や腹斜筋そして横隔膜の筋トレを行なうことができます。

腹式呼吸だけで行なうインナーマッスルの筋トレ方法

お腹のインナーマッスルを鍛える筋トレとして、腹式呼吸のみで行なうトレーニング方法を述べていきます。

まず、背筋を伸ばして足を肩幅に開いて立ちます。

両手をお腹に置いて、横隔膜が上がっていくイメージを描きながらお腹を凹ませていって口から息を吐きます。

お腹がこれ以上凹まないところまで行ったら、凹ませた状態で更に息を吐き続けますが、このときに息を止めないように注意します。

そして、息を吐ききったら横隔膜が下がるイメージを描きながらお腹を一気に膨らませて、その勢いで鼻から息を吸い、再びお腹を凹ませながら口から息を吐きます。

この動作を繰り返して行なうのですが、最初は苦しいと感じる人もいるでしょうから、息を吐く時間や凹ませた状態の時間などは無理のない間隔で行なって、苦しく感じない程度でトレーニングを行なってください。

この腹式呼吸による筋トレに慣れれば、例えば乗り物の待ち時間や歩きながら行なうこともできるので、ちょっとした隙間時間でインナーマッスルの筋トレを行なうことが出来ます。

まとめ

お腹を凹ませてお腹に力を入れているだけでも腹筋の筋トレになりますが、腹式呼吸を組み合わせることで深い呼吸を行なうことができて、その結果横隔膜やお腹の筋肉を動かすことができるので、更に効果が期待できますから、腹式呼吸を利用したトレーニングを行なっていって欲しいものです。

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